請願第5号
令和6年3月1日受理
次期介護保険料の引き下げを求める請願
紹介議員 野口 あけみ
佐野 ひろみ
請願趣旨
西宮市は、これまで「介護給付費準備基金」(以下「基金」という。)を基本、全額取
り崩して保険料が高額にならないよう引き上げ幅を抑制してきました。
しかし、西宮市介護保険第9期事業計画(2024〜2026年の3年間の計画)では、
基金を全額取り崩さないとし、保険料基準額(第5段階)を5,600円から6,400
円(+14.28%)へと大幅に引き上げようとしています。介護保険開始時から比べる
と2倍以上になります。
物価高の中で、負担増に苦しむ高齢者の生活に更なる負担を強いる保険料の大幅な引き
上げをするべきではありません。市民の生活を守るために、高齢者の負担軽減へ「基金」
を活用し介護保険料10%引き下げを決定した自治体もあります。
多くの市民から「介護保険料が高い」「一部負担も高いためサービスを控えている」と
いう切実な声が届いています。西宮市の高齢者が安心して介護保険サービスを使うことが
できるよう、今まで通り、まずは「基金」を全額取り崩し、次期介護保険料の引き下げに
充当することを要望します。
つきましては、上記の趣旨から以下の項目の実現を求め請願いたします。
請願事項
1 介護給付費準備基金を活用して、次期介護保険料の引き下げを行うこと。
請願者 西宮市染殿町3−11 酒井ビル1階
平和と福祉のまち西宮をつくる会
代表 廣田 和也