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請願第20号
令和4年12月2日受理
「教育現場でのコロナ感染対策」について、子ども達自身への意見の聴きとり、
実態調査、見直し改善を求める請願
紹介議員 田中 あきよ
ひぐち 光冬
請願趣旨
新型コロナウイルスが日本で確認されてから、まもなく丸3年になります。国はゼロコ
ロナにはならない現実を受け、活動自粛により疲弊した経済を回復させるため、段階的に
規制を緩和し、大人は飲食店ではマスクなしで会食し、色々なイベントも復活し、観光需
要喚起の為始めた全国旅行支援をして旅行を楽しむ人も増えています。
一方で、保育・教育現場における感染症対策は、屋内では基本はマスクを着用し、感染
リスクの高い活動や行事は制限され、給食時間は前を向き一言も喋ってはいけない「黙
食」が行われているところがほとんどです。
国はマスクの着用について『本人の意に反してマスクの着脱を無理強いすることがない
よう』各自治体に通知を行っていますが、実際の保育・教育現場や登下校時は、マスクを
してないと注意を受けたり、子ども同士での監視やいじめがあるなど、外したいと思って
いても外せない子ども達がいます。厚生労働省のホームページにも記載があるように、身
体的、精神的及び発達上の問題でマスクをしない・マスクが出来ない園児・児童・生徒も
います。
文部科学省の調査によりますと、2021年度の不登校の小中学生はおよそ24万
4940人と、前年度から比べても4万8813人増加し過去最多の現状です。小中学生
の自殺者数においては、2020年度では過去最多の499人、2021年度では過去2
番目の水準となり、このコロナ禍の2年間で合計972人の自殺者数となっており、異常
な事態と考えられます。
当グループでは、10月10日〜10月31日の間、兵庫県在住者を対象に「コロナ禍
における子どもの健康」についてのアンケート調査を行い、315名の方から回答を得ま
した。「長期化するコロナ禍において子どもの成長に影響があると懸念されること」を問
う設問では、行事が中止となり子どもの楽しみがなくなってしまうこと」と回答した人が
87.9%と最も多く、その次に「マスクを外せない期間が長引くことによる精神面、身
体面への影響」が84.1%、「顔を出さないことが常態化したことにより将来的に外す
ことへの抵抗が生まれるのではないか」が81.9%となりました。当グループの他の市
区町村が実施したアンケートでも、ほぼ同じ結果が出ています。
今年の6月には福岡市教育委員会・宮崎県教育委員会が、11月には愛知県教育委員会
が、子どものストレス軽減を図るため、黙食を緩和することを発表しました。またお互い
の顔を見ながら食事が出来るように、机を丸く配置するなどの工夫を設けられている市や
学校もあります。結果として子ども達の笑顔が増え、感染拡大した事例などもありません。
西宮教育推進の理念である「夢はぐくむ教育のまち西宮」の実現には、子ども達の心身
の健康、発達、学習環境の確保が最重要と考えます。
11月29日には、政府の基本的対処方針からも黙食の記述がなくなり、文部科学省も
改めて黙食は求めていない事を各都道府県の教育委員会に通知しました。またマスクの着
用をめぐっても、児童や生徒の心情に配慮した上で、マスクを外す場面を設けたり、体育
の授業などでは外すように促したりするなどの取り組みも伝えています。
これらの国の通知と現場の実態に決して乖離があってはならず、正しい情報の伝達が必
要であり、且つ個人の人権が尊重されるべきです。実際の子ども達の声を聴く事は重要だ
と考えます。
以上の理由により、次の事項について請願いたします。
請願事項
1 市長が「子ども達の声を市政に繋げる」と掲げているように、西宮市内の教育現場に
おいて「コロナ感染対策についての子どもの考えを聴く事」を直ちに執り行ってくださ
い。
2 その回答結果を受けて「子ども達の気持ちや個人の尊厳を蔑ろにしない対応」を講じ
る様、市内の末端の教育現場にまで周知させてください。
請願者 西宮市和上町
SMILE WAVE 兵庫
代表者 河本 知子