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請願第9号
令和2年12月3日受理
核兵器禁止条約への日本政府の署名と批准を求める意見書提出を求める請願
紹介議員 まつお 正秀
河崎 はじめ
よつや 薫
請願趣旨
いま世界では核兵器廃絶へ進もうという声が広がっています。2020年10月24日
核兵器禁止条約は発効に必要な批准50か国を達成し、来年1月22日に発効が確定、歴
史上はじめて核兵器を違法とする国際条約ができます。この条約により核兵器に関わるあ
らゆる活動が禁止され「抑止力」の名で核兵器の保有や使用は正当化できなくなります。
唯一の戦争被爆国でありながら、禁止条約に背を向けている日本政府に対し、国内外から
厳しい批判の声が上がっています。
西宮市は1983年12月「平和非核都市宣言」を採択しました。多くの自治体は「非
核平和都市」ですが、西宮市は「平和非核都市」としています。戦争を体験し、何よりも
「平和」を大切に守りたい、そのためには世界から核兵器をなくそうという熱い願いから
「平和非核」としたと聞いております。1985年に公募された「平和の歌」は西宮市の
ホームページにも紹介されています。私たち新婦人も被爆者の方と共に核兵器を世界から
無くす署名に取り組んできました。
国内外の広範な世論に応えて、日本政府が速やかに核兵器禁止条約に参加するとともに、
「核兵器のない世界」を目指す世界的な流れの先頭に立つことを平和な世界を求めている
西宮市からぜひ政府に核兵器禁止条約参加を求める意見書を提出してください。
請願事項
日本政府が速やかに核兵器禁止条約に調印することを求める意見書を提出されるよう請
願します。
請願者 西宮市河原町
新日本婦人の会西宮支部
支部長 立垣 満里