請願第20号
平成30年12月6日受理
避難所等の災害時におけるエネルギー確保に関する請願
紹介議員 大石 伸雄
杉山 たかのり
請願趣旨
平成25年8月28日、兵庫県LPガス協会阪神支部は西宮市と災害発生時の避難所等
にLPガスを供給する「災害時におけるエネルギー等の供給に関する協定」を締結しまし
た。これ自体は有意義なことと考えますが、その後実践的、具体的な事柄については未だ
整備されておらず、言わば「絵に描いた餅」というのが現状であります。ボンベ供給式の
LPガスは現在、災害でも途絶しないエネルギー源としてその優位性が再評価されており、
いわゆる炊き出し用コンロのガスだけにとどまらず、LPガスをエネルギー源とする発電
機、空調装置など多様な機器が開発され、導入する自治体も増えておりますが西宮市にお
いてこの分野は検討されておらず、協定も炊き出し用のガス供給から進歩しておりません。
西宮市でも本年は台風の直撃による長時間の停電を経験し、ライフラインが途切れた場
合の不安や混乱、不便さについて多くの市民があらためて実感したところです。ましてや
避難所ともなれば被災の不安から逃れてきた人や実際に被災した人々など、災害弱者や傷
ついた方々が頼る場所であり、停電による機能不全があってはならないものと考えます。
万一の場合のバックアップエネルギーを考えることは喫緊の課題であり、その手段の一つ
としてLPガスは有力な選択肢と信じております。
協定に関する内容であれば基本的には市と当方が協議していくべき問題とは存じており
ますが、防災施策・災害対応と言う大変重要な内容であること、協定の見直しだけにとど
まらないことに鑑み、市議会の皆様にも深いご理解を賜り、ともにお考えいただきたく、
この度は市に向けた要望を本請願としてお届けするものであります。
請願事項
1 LPガスをエネルギー源とする機器の調査研究を進め、避難所備品等としての整備を
検討してください。
2 「災害時におけるエネルギー等の供給に関する協定」をより実践的に進化させるべく
協議する機会を併せて設けてください。
3 これらが進んだ場合、災害種別によっては一般事業者がただちに避難所等にガスを届
けることが困難な場合や長時間を要する場合もあるので、平時でもエネルギー源として
活用できる多用途化を含め、大規模避難所等における平素からのガス備蓄についても検
討してください。
請願者 尼崎市猪名寺
一般社団法人兵庫県LPガス協会阪神支部
支部長 金澤 嘉彦
ほか1名