平成13年9月（第10回）定例会
平成13年9月18日 (一般質問)
森池豊武 (新世紀の会)
（１）国庫補助金の返還問題について
平成１２年３月議会から１年半にわたって、都市復興局所管の震災復興事業の１億８５５５万円もの大量の用紙購入問題と西宮市のほぼ全部局にわたる不正流用問題を追及してきた。平成１３年６月議会での局長答弁によれば補助事業として都市復興局が使用した枚数は
平成７年度 １３９万枚 （２，５０２，０００円）
平成８年度 １４０万枚 （２，５２０，０００円）
平成９年度 １３９万枚 （２，５０２，０００円）
平成１０年度 １１１万枚 （１，９９８，０００円）
平成１１年度 ９８万枚 （１，７６４，０００円）
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合計 ６２７万枚（１１，２８６，０００円）である。
１８５，５５０，０００円−１１，２８６，０００円＝１７４，２６４，０００円（９４％）が不正流用されており、この金額が返還対象額となる。一方、西宮市が国庫補助金等返納額として計上しているのは総額９１，３０１，１９４円であり、内訳は用紙購入費（７０，２９８，２４４円）、郵便料（１，５２９，７２９円）、コピー料金（２，６８０，９０３円）、人件費（１６，７９２，３１８円）となっている。
ア 国庫補助金の返納という西宮市政上、前代未聞の不祥事となったことについて、国、県との協議の経過と結果を明らかにされたい。
イ 返納額の算定根拠は何か。また使途内容・使用数量を明確にできない理由は何か。
ウ これだけの不祥事を起こしながら、未だに「不正流用ではない、自主的に返還するものだ」と言い張り、反省が見られない。補助金返納の理由をどう考えているか。
エ 国庫補助金の返納は不正に荷担した職員全体で弁償すべきであり、市民の税金で補填すべきではない。そのことについてどう考えているか。
オ このような事態を受け、監査委員はどの様な対応、調査を行うのか。
カ 市長をはじめ職員の責任問題をどの様に考えているか。
キ その他