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請願第12号 新型コロナ感染症による影響を受けた市内の大学生への生活支援金給付及び、西宮市による学費を満額徴収している大学への授業改善の申し入れの請願

請願番号

請願第12号 

付託委員会

付託委員会
民生

議決結果

議決日
令和2年12月16日
議決結果
不採択

紹介議員

河本 圭司

内容

請願第12号

令和2年12月3日受理

新型コロナ感染症による影響を受けた市内の大学生への生活支援金給付及び、
西宮市による学費を満額徴収している大学への授業改善の申し入れの請願

                            紹介議員 河本 圭司
  請願趣旨
 現在、世界中で新型コロナウイルスが猛威を奮っており、日本も例外ではありません。
それによって、会社の倒産や失業という事態にまで発展しており、アルバイトなどで生活
費を捻出している学生の中には、アルバイトの日数が減らされたり、そもそも仕事がなく
なったりなど私たち学生の生活も逼迫しております。
 明石市ではすでに緊急支援策として前期分の学費を上限100万円まで貸し付けすると
いう支援策を実施していますが、これは貸付となるので返済をしていく必要が出てきます。
コロナ禍になる以前から大学の授業料は高く、すでに奨学金や教育ローンなどで学費を捻
出している場合にはさらに上乗せとなり、返済時の負担が増えることが予想されます。市
内在住の学生の中には、通う大学によって授業料の減免や免除などを行っているところも
ありますが、私が通う関西学院大学は、このような逼迫した状況にも関わらず、学費を満
額徴収しております。春学期の学費を5月中旬までの払い込み指示の通達があり、満額徴
収されました。
 授業においては一方通行なネット配信の授業などが主です。また、学内の施設は人数規
制等の制限が続いております。市内の他大学では対面授業なども工夫しながら進めている
ということを聞くと同じ西宮市内の大学に通う学生としては納得しづらい状況です。この
ように、学生らしい生活ができない状況で休学することも考えますが休学するにも学費の
一部負担が発生するので、通常授業になるまで休むという選択も簡単にできるものではあ
りません。
 西宮市在住の学生が、このコロナ禍の中で経済的負担から解放され少しでも学生らしい
生活に戻れることを希望しております。

  請願事項
1 市内在住の大学生へのコロナ感染症対策としての学費免除や減免などを実施していな
い大学に通う学生へ生活支援金を給付すること。
2 対面授業やオンライン授業などの工夫をせず学費を満額徴収している市内大学への授
業改善の申し入れを行うこと。

                      請願者 西宮市上ケ原十番町
                             江頭翔太朗

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