請願第7号 はね橋(御前浜橋)の開閉見直しを求める請願
請願第7号
ひぐち 光冬
河崎 はじめ
よつや 薫
請願第7号
令和2年12月3日受理
はね橋(御前浜橋)の開閉見直しを求める請願
紹介議員 ひぐち 光冬
河崎 はじめ
よつや 薫
請願趣旨
西宮市議会議員の皆様には、日頃より市民の生活向上に向けた諸活動に取り組んでいた
だき、心より敬意を表します。
さて、阪神淡路大震災から25年が経過し、1998年から始まった西宮浜の街づくり
も進み、今では約7000人が生活する街になりました。
西宮市は西宮浜の新しいまちづくりに向け、市街地と西宮浜を結ぶ歩行者と自転車専用
の連絡道路を建設しましたが、その際、船の航行を可能にする可動橋(はね橋)を選択し、
以来今日まで、土曜・日曜・祝日には一日4回の開閉を実施。開閉作業は、阪神地区マリ
ン利用促進協議会に年間約300万円で委託してきました。以来、はね橋を利用する市民
は、開閉の都度約15分間にわたり、雨の日も日照りの日も、橋のたもとでじっと待たさ
れる事態が続いています。
問題は「開閉中にマストの高いヨットが航行するのを見たことがない」「税金を使って、
何のための開閉か」等、開閉する合理性がないと思われることです。8月にはMBSテレ
ビでも取り上げられました。現に、西宮市が2010年10月2日(土)、3日(日)、
6日(水)午前7時から午後7時までの間、橋周辺の海域を航行する船舶の運航状況につ
いて調査実施を行いましたが、合計で186隻(うち110隻が高さ4メートル以上の船
舶)のすべてが、はね橋の下を航行せず、西宮大橋から東の水域に湾岸線の下を航行して
いたことが明らかになっており、支障なく外海にセーリングできているのです。
いま、はね橋周辺の環境は、ウェイクボードパーク設置により、はね橋を利用するヨッ
トの航行がより一層不便になっていることや、一方で、臨港線に商業施設がオープンした
り、御前浜公園や西宮浜の西北護岸の公園整備完了等で、多くの市民がはね橋を利用する
ようになり、1999年に西宮市がはね橋を設置したときと、状況が大きく変化している
ことは、だれの目にも明らかになっています。
以上のことから、次の通り請願します。
請願事項
現在行われているはね橋(御前浜橋)の定期的な開閉を、住民の利便性向上に向けて見
直しがされるよう、市に対して働きかけてください。
請願者 西宮市川添町
はね橋の開閉中止を求める会
代表 上田 幸子
ほか3団体
(参考)
ほか3団体の団体名
西宮市西宮浜4丁目 西宮市西宮浜4丁目
西宮浜老人クラブ浜寿会 マリナ会
代表 吉岡 昭義 代表 大川 一子
西宮市西宮浜4丁目
さくら悠遊クラブ
会長 木挽 哲雄