請願第5号 新型コロナウイルス感染から妊婦と胎児を守る為の施策の充実と強化に関する請願
請願第5号
坂上明
請願第5号
令和2年6月25日受理
新型コロナウイルス感染から妊婦と胎児を守る為の施策の充実と強化に関する
請願
紹介議員 坂上 明
請願趣旨
新型コロナウイルス感染症対策に対し、日夜ご尽力を賜り、心より御礼申し上げます。
私どもは、妊娠・出産に悩む妊婦の方々の無料相談(妊娠SOSほっとライン)を開設
すると共に、国民の皆様から一口1円のご寄付を頂き、これを「円ブリオ基金」と名付け、
国内唯一のおなかの赤ちゃんと妊婦さんの命を守る基金として出産費・健診費の支援をし、
これまで全国で約800名(兵庫県は31名)の赤ちゃん誕生に寄与してまいりました。
新型コロナウイルス禍の中、私どもの「妊娠SOSほっとライン」にも、妊婦さん本人
の失業や夫の失業・減収等で困窮した相談が多数入ってきています。
国に於いては大型連休中に「妊婦相談窓口」を開設し、「新型コロナウイルスの感染拡
大に伴い、出産に不安を抱える妊産婦の方々への配慮について」を規定し、各市町村に妊
婦相談支援の強化等について通達しております。
折しも、全国的に妊婦と赤ちゃんを応援する新たな動きが出てきており、「胎児と妊婦
の特別給付金支給」が、各々の自治体で次々に決まっています。
おなかの赤ちゃんも大切な市民であり、緊急時であっても授かった命は安全につながな
くてはなりません。西宮市に於いても、新型コロナウイルス感染から妊婦と胎児を守る為、
施策の充実・強化を是非とも宜しくお願い致します。
請願事項
1 安心して赤ちゃんを産み育てられるよう、おなかの赤ちゃんに対し特別定額給付金に
代わる新たな支援金制度等を検討すること。
2 新型コロナウイルス禍の妊婦の不安を解消する為、妊娠相談窓口の強化をすること。
請願者 加西市青野町
兵庫いのちを大切にする会
松本 信愛