請願第36号 「再生可能エネルギーによるまちづくり」についての請願
請願第36号
やの 正史
岸 利之
野口 あけみ
よつや 薫
請願第36号
平成25年9月4日受理
「再生可能エネルギーによるまちづくり」についての請願
紹介議員 や の 正 史
岸 利 之
野 口 あ け み
よ つ や 薫
請願趣旨
2011年3月11日の東日本大震災は、私達の生活意識に大きな変革をもとめました。福島原発の事故の為に、今年の春も自宅に戻れなかった人たちの思いは察するにあまりあります。
西宮市は昭和38年に「文教住宅都市」を宣言したほか、「安全都市宣言」もしており、温和な気候とあいまって、心ゆたかで安全な市民の暮らしを大切にしてきました。この精神は、いま、原子力発電所と活断層の関係が懸念される中で重要性を増しております。
ドイツ、スエーデン、デンマーク、スイス、などなどの先進諸国は、福島の事故を教訓に、子供たち、孫たちの未来のために、急速に「再生可能エネルギー」への転換を進めております。
つきましては、私たちは、西宮市が「再生可能エネルギーによるまちづくり」を従来に増して明確な方針として打ち出し、強力に推進していただきたく、請願致します。
請願事項
1 省エネの推進を図るなど地球温暖化防止に向けて、広く市民や事業者の意識の高揚を 図ると共に、太陽光発電設備等の再生可能エネルギーの導入を積極的に進めてください。
2 国や県などに再生可能エネルギーの推進や導入にかかる補助金の拡大・延長を要望す ると共に、市の太陽光発電設備の補助金制度を堅持・充実させ、環境にやさしいまちづ くりをさらに進めるための予算を確保してください。
3 既設の学校や公民館、体育館など、また、新設予定の公共施設への太陽光発電設備の 設置を着実にすすめ、市民に西宮市の姿勢を示して下さい。
既に、西宮市水道局が北山貯水池の近くに太陽光発電設備の建設を進めておられるこ と等は承知しておりますが、さらに、市民の目に日常的に触れることのできる場所等で の設置を行い、西宮市の地球温暖化対策に向けての姿勢を明確に示して頂きたいのです。
請願者 西宮市甲子園口1丁目
金 持 徹
ほか6名