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件名

請願第26号 乾杯は西宮市の日本酒で行うことを促進する条例の制定を求める請願

請願番号

請願第26号 

付託委員会

付託委員会
市民文教

議決結果

議決日
平成25年3月25日
議決結果
採択

紹介議員

大石 伸雄
岩下 彰
岸 利之
嶋田 克興
白井 啓一

内容

請願第26号

平成25年2月26日受理

乾杯は西宮市の日本酒で行うことを促進する条例の制定を求める請願

                         紹介議員  大 石 伸 雄
                               岩 下   彰
                               岸   利 之
                               嶋 田 克 興
                               白 井 啓 一

   請願趣旨
 平素より、西宮市政の発展並びに市議会活動にご尽力頂いていますことに感謝申し上げます。
 さて、私達は西宮市内で酒造業を営む12の事業者により構成し、西宮で造る日本酒の普及促進や宮水を保存する事業などに取り組んでいる西宮酒造家十日会と称する団体です。
 日頃は、市民の皆様はじめ行政関係の各般において、地場産業としての日本酒の製造・販売活動に格段のご理解とご支援を賜り感謝申し上げます。
 また、西宮市議会におかれましては、昭和58年9月議会におきまして、一般社団法人西宮青年会議所を請願者とする「銘酒の町西宮」宣言に係る請願を全会一致により採択頂きました。その後、西宮市当局におかれては昭和61年に本町の交差点に「銘酒のまち西宮」の看板が設置され、また、阪神・淡路大震災後においては「酒ぐらルネサンスと食フェア事業」の共催など、日本酒の振興にご支援を頂いているところでございます。
 ご承知のように、日本酒は、米、水など日本を代表する産物を原料とし、気候風土や日本人の丁寧さ・繊細さを象徴する「日本らしさの結晶」とも言えます。その日本酒も近年、消費者の嗜好多様化に加え人口減少や高齢化の影響などにより消費量が縮小し、酒蔵も減り続けています。一方、海外では、日本食ブームなどにより市場として可能性が広がっているほか、他国料理との相性の良さも認識されつつあり、海外文化との懸け橋として期待されています。
 当会におきましては、平成元年より「宮水まつり」を主催し、平成8年より「酒ぐらルネサンスと食フェア事業」などを西宮商工会議所と共に実施するなど、日本酒のイメージ向上や販路拡大、飲食店舗の振興など西宮経済の活性化に寄与する事業に取り組んでいます。こうした事業のなかでは、“日本酒で乾杯”をキャッチフレーズに広く普及を呼びかけ、西宮商工会議所関係などの会合では「乾杯は西宮の日本酒で」を積極的に進めていただいております。
 古来より日本酒は、お祝いの酒、乾杯の酒として「ハレ」の場に供されてきました。改まった礼講から無礼講に移るとき、「今日の会合が楽しい会でありますように」と私たちは乾杯します。この乾杯は日本文化として継承されています。
 私たち西宮酒造家十日会は、さらなる日本酒の振興と西宮経済の発展を願い日本酒を地場産業とする地元の西宮においては、「乾杯」は西宮の日本酒でと積極的に呼びかけ、日本酒の良さや文化的な魅力を再認識いただきたいと考えています。
 つきましては、西宮における宴会やパーティでの乾杯は、日本酒、そして今津・西宮郷をはじめとする西宮の日本酒をご利用いただくことを促進するための条例を早期に制定していただくよう請願します。

   請願事項
 「乾杯は西宮市の日本酒で行うことを促進する条例を早期に制定して下さい」

                       請願者 西宮市久保町
                           西宮酒造家十日会
                            代表幹事 西 川 定 良

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