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件名

請願第19号 障害者の就労を通じた生活保障についての請願

請願番号

請願第19号 

付託委員会

付託委員会
厚生

議決結果

議決日
平成24年9月18日
議決結果
採択

紹介議員

坂上 明
佐藤みち子

内容

請願第19号

平成24年9月5日受理

障害者の就労を通じた生活保障についての請願

                          紹介議員  坂  上     明
                                佐  藤  み ち 子

   請願趣旨
 私達は、障害を持つ子どもの親です。私達の子どもの大多数は、「職業重度障害者」と認定されており、様々な障害を抱えながらも毎日いきいきと働いております。
 しかし、当然の事ながら親である私達は日々高齢化しており、親亡き後の子どもらの生活が保障されないと言った手立てのない状況に悩み、不安な日々を送っております。本人が「働きたい」と思っていても働ける事業所にいく事が難しいし、また月額1万円ほどの工賃では自立生活どころか、現実問題として生活の確保が出来ません。
 今のままでは、親亡き後はたちまち生活保護を申請せざるを得ない苦しい生活状況が、現実としてあると言う事をご理解頂きたいと思っております。
 障害者も一市民です。私達だけの問題ではなく、市内に住む障害者が、この様にひっ迫した状況であるということをどうぞご理解頂き、今後の市政へ反映して頂きたいと存じます。
 国における「障がい者制度改革推進会議総合福祉部会」で行われた雇用・就労に関する一連の議論や、障害者就労施設で就労する障害者、在宅就業障害者等の自立の促進に資することを目的とした「国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律(ハート購入法)」が公布されるなどの動向を勘案しても、@「働きたい」と希望する障害者が働ける場所・機会が確保されること、Aすでに就労支援施設で働く障害者の労働者性と安定した賃金保障、つまりは経済的にも自立できるような働き方が保障されることが大きな課題となっております。
 この度の請願は、障害を持つわが子らが今日抱える喫緊の課題であり、親として本人達の「声なき思い」を代弁する形で提出させて頂きます。また障害者を持つ親としても、子どもらの将来に光をあてて頂くことを切に願っております。
 何卒、伏してお願い致します。

   請願事項
1 障害を持つ子ども達の、働く機会を拡充して下さい。
2 「働きたい」と希望する障害者(特に「職業重度障害者」)が自立を目指すことができる場、就労継続支援A型事業所が増えるよう環境整備をして下さい。
3 親亡き後でも、働く障害者に対して生活の保障がなされるような施策の充実をお願い致します。

                            請願者 西宮市青木町
                                西宮親の会
                                  会長 田屋原   博

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