意見書案第10号 最低保障年金制度の創設を求める意見書提出の件
意見書案第10号 議決第87号
平成23年12月21日議決原案否決
最低保障年金制度の創設を求める意見書提出の件
上記意見書案を次のとおり西宮市議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。
平成23年12月21日提出
提出者 西宮市議会議員 田中 良平
〃 上向井賢二
〃 河崎はじめ
〃 杉山たかのり
〃 竹尾ともえ
〃 谷本 豊
〃 中川 經夫
〃 西田いさお
〃 山口 英治
最低保障年金制度の創設を求める意見書(案)
4月から年金が0.4%引き下げられた。この10年間以上、たびたびの引き下げはあっても年金が引き上げられたことはない。この間、年金課税は強められ、医療・介護保険料は上がり続けている。「社会保障・税一体改革成案」にも「低所得者への加算」が打ち出されたように、低所得高齢者の生活は厳しさを増している。
格差と貧困の広がりを反映して、国民年金(1号被保険者)保険料納付率は下げ止まらない。実質的な納付率は50%を割り込み下がり続けている。将来の高齢者の無年金・低年金が懸念される状況である。
「社会保障・税一体改革成案」では、事実上当面棚上げされているが、「最低保障年金」制度の創設は喫緊の課題である。
よって、国におかれては、最低保障年金制度を一日も早く実現されるよう、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成23年12月 日
西宮市議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
厚生労働大臣