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請願の詳細情報

請願第19号 国に対し「介護保険制度の改悪をしないことを求める意見書」の提出を求める請願

請願番号
請願第19号
付託委員会
健康福祉
議決結果
不採択
議決年月日
令和4年12月19日
紹介議員
野口 あけみ
よつや 薫

内容

請願第19号

令和4年12月2日受理

国に対し「介護保険制度の改悪をしないことを求める意見書」の提出を求める
請願

                                 紹介議員 野口 あけみ
                                      よつや 薫
請願趣旨
 厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会は、来年2023年の通常国会に提出予定の
介護保険法改定案の策定に向けた議論を本格化させています。この中で、要介護1,2の
訪問通所介護サービスを、介護保険の給付対象から除外することや、原則1割の介護利用
料負担を2割〜3割負担になる人を増やすこと、ケアプラン作成のための利用者負担導入
などが検討されるとしています。
 既に要支援1,2の訪問通所介護が2014年の介護保険法改悪によって保険給付から
外され、市町村の裁量で行われる「総合事業」に移されました。そして、自治体によって
サービスの内容や担い手の確保などで格差があり大きな課題を残しているのが実態です。
さらに要介護1,2まで保険給付の対象から外すのは極めて乱暴な議論です。
 利用料負担が重くなれば、経済的な困難を抱える人は介護サービスから締め出されかね
ません。ケアプラン作成の有料化も、利用抑制を加速させる恐れがあります。
 今でさえ、費用負担が出来ずに必要な時に必要な介護サービスの利用を受けることが出
来ないのが介護保険制度の実態です。
 持続可能な制度にするためと称し、当事者ならびに介護者に負担を押し付ける制度改悪
は許されません。
 つきましては上記の趣旨をふまえ、国に対して下記の項目の意見書を採択してください。

請願事項
 次の3点を地方自治法第99条の規定による意見書として国に提出すること。
1 介護保険サービスの自己負担を「原則2割」にしないこと。
2 ケアプランを有料化しないこと。
3 要介護1,2の生活援助の保険給付を外さないこと。

                請願者 西宮市和上町
                    平和と福祉のまち西宮をつくる会
                    代表 廣田 和也

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