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請願の詳細情報

請願第47号 家賃改訂ルールの改訂に際し、安心して住み続けられる家賃制度を求める請願

請願番号
請願第47号
付託委員会
建設
議決結果
採択
議決年月日
平成27年3月19日
紹介議員
中川 經夫
嶋田 克興
町田 博喜
佐藤 みち子

内容

請願第47号

平成27年3月2日受理

家賃改訂ルールの改訂に際し、安心して住み続けられる家賃制度を求める請願

                          紹介議員  中  川  經  夫
                                佐  藤  み ち 子
                                嶋  田  克  興
                                町  田  博  喜

   請願趣旨
 貴議会が市政発展、市民生活向上のためご尽力下さっていることに敬意を表します。また、市内のUR(旧公団住宅)賃貸住宅居住者へのご高配に深く感謝申し上げます。
 都市再生機構は「独立行政法人改革等に関する基本的な方針」の閣議決定(2013年12月24日)を背景に、次の作業を進めています。
 ※ 継続家賃の引上げ幅の拡大、改訂周期の現行3年を短縮等により家賃収入増を図るため、現行の家賃改訂ルールの見直しを行う(2015年度中)
 ※ 高齢低所得世帯に対する家賃特別措置について、機構負担に替え、公費実施を検討し結論を得る(2014年度中)
 ※ 収益性が低い団地の統廃合の加速を目指し、「賃貸住宅ストック再生・再編方針」に基づく具体的な実施計画を策定する(2014年度中)
 機構はその目的に「家賃収入の最大化」「団地の収益力向上と資産圧縮」を掲げ、団地居住者の居住の安定と、機構が果たすべき公共的な役割についての配慮、施策はまったく見えません。
 私たち、浜甲子園団地は、2014年9月、全世帯対象に第10回「団地の生活と住まいアンケート」を行いました。回収率50.2%は、団地居住者の生活を如実に示しました。世帯主70歳以上が59%となり高齢化が目に見えて進みました。収入も年金だけの世帯は55%と増加し、家賃の負担については、「大変重い」「やや重い」は88.2%と耐え難いものにしています。アンケートの意見欄でも「私の年金では家賃が大変です、是非年金受給者に対し家賃を引き下げてください」の声も頂きました。また、78.8%の方が「長く住み続けたい」と、近隣のコミュニティと地域に愛着も持たれておられます。
 しかしながら、当団地は建て替え途中で五分の四は完了しましたが、新規住宅のさくら街など家賃が高いため入退去が繰り返されています。また、西宮市内の団地でも空き家が増大し、URの入居者募集の看板が途絶えることがありません。愛着があるのに去らなければならずの気持ちと住み続けたいという要望を察し頂き、貴議会の力添えをお願いする次第です。
 以上のことから、貴議会に置かれましては団地居住者が今後も安心して住みつづけられるよう内閣総理大臣、国土交通大臣ならびに都市再生機構理事長に対し下記事項について請願事項を要望する意見書を提出してくださいますよう、お願いします。

   請願事項
1 家賃引き上げ幅の拡大、家賃の改訂周期短縮等の家賃改訂ルールの見直しでなく、都市機構法付帯決議、住宅セーフティネット法を遵守し、安心して住み続けられる家賃制 度に改善すること。
2 低所得高齢者等への家賃減額措置の充実に努め、高齢者・子育て世帯の居住安定を図ること。
3 収益本位の団地統廃合でなく、増大する空き家を早期に解消するなど、公共住宅として居住者の安定を第一とし、国民の生活向上とコミュニティの形成に大いに役立てること。


                            請願者 西宮市枝川町
                                浜甲子園団地自治会
                                  会長 堤   登美子

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