決議案第7号 議決第773号
平成27年3月19日議決原案可決
市政ニュース等本市広報を適正に行うよう市長に求める決議の件
上記決議案を次のとおり西宮市議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。
平成27年3月19日提出
提出者 西宮市議会議員 大石 伸雄
〃 上田さち子
〃 上向井賢二
〃 大川原成彦
〃 大原 智
〃 かみたに幸彦
〃 河崎はじめ
〃 川村よしと
〃 岸 利 之
〃 木村嘉三郎
〃 草加 智清
〃 坂上 明
〃 ざこ 宏一
〃 佐藤みち子
〃 篠原 正寛
〃 澁谷 祐介
〃 嶋田 克興
〃 白井 啓一
〃 杉山たかのり
〃 竹尾ともえ
〃 田中 良平
〃 谷本 豊
〃 中川 經夫
〃 西田いさお
〃 野口あけみ
〃 長谷川久美子
〃 花岡ゆたか
〃 町田 博喜
〃 まつお正秀
〃 松山かつのり
〃 八木米太朗
〃 やの 正史
〃 山口 英治
〃 山田ますと
〃 よつや 薫
市政ニュース等本市広報を適正に行うよう市長に求める決議(案)
本年2月25日号の市政ニュースにおいて、平成27年度施政方針とともに、重点施策及び事業として新年度に予定される各事業が掲載された。
しかし、これは例年同時期に掲載されてきたものと大きく異なり、新規事業等が決定したかのように表現され、また市民サービスの向上と受け止められるもののみを掲載し、その財源や市民負担の増大等につながる計画(高齢者交通助成金4割削減、難病患者見舞金の廃止)についてはまったく記載されないなど、事実を公平公正に知らせるという地方自治体の広報に必要な観点から逸脱している面もあると考えられる。
市長自らの指示によるとされる今回の広報は、議会の審議を経ずしてすでに決定したかのような印象を与え、その存在を蔑ろにしかねないものであり、同時に「報道や広報が、積極的な嘘を用いずとも、あえて事実の一部を記載しない、あるいは強調することをもって印象操作をはかることも出来る」という危険を不用意に冒すものと懸念される。
西宮市議会は以上に鑑み、市民の「知る権利」の保障及び行政としての説明責任を果たすため、今後は市政ニュース等本市広報媒体において最大限表現には留意するとともに、内容においては可能な限り客観的記述を心がけ、これが適正に行われるよう市長に改善を求めるものである。
以上、決議する。
平成27年3月 日
西宮市議会