決議案第6号 議決第772号
平成27年3月19日議決原案可決
テレビ取材に対する本市のビデオ撮影を止めるよう市長に求める決議の件
上記決議案を次のとおり西宮市議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。
平成27年3月19日提出
提出者 西宮市議会議員 大石 伸雄
〃 上田さち子
〃 上向井賢二
〃 大川原成彦
〃 大原 智
〃 かみたに幸彦
〃 河崎はじめ
〃 川村よしと
〃 岸 利之
〃 木村嘉三郎
〃 草加 智清
〃 坂上 明
〃 ざこ 宏一
〃 佐藤みち子
〃 篠原 正寛
〃 澁谷 祐介
〃 嶋田 克興
〃 白井 啓一
〃 杉山たかのり
〃 竹尾ともえ
〃 田中 良平
〃 谷本 豊
〃 中尾 孝夫
〃 中川 經夫
〃 西田いさお
〃 野口あけみ
〃 長谷川久美子
〃 花岡ゆたか
〃 町田 博喜
〃 まつお正秀
〃 松山かつのり
〃 八木米太朗
〃 やの 正史
〃 山口 英治
〃 山田ますと
〃 よつや 薫
〃 和田とよじ
テレビ取材に対する本市のビデオ撮影を止めるよう市長に求める決議(案)
今村市長は、在京テレビ局の取材報道に対し、1月23日に「市が偏向報道である(後日、放送法に定める趣旨に反する報道と文言修正)とみなす報道をした機関に抗議、今後同様の報道があった場合は取材を拒否する」と発表した。
その後、「取材拒否」は「抗議する」に言い換えたが、抗議が受け入れられない場合の最終的な態度については曖昧であり、同時に映像取材に対しては、取材内容の証拠保全として本市広報課によるビデオ撮影を行うと宣言し、これを実施している。
これらの発表や行為は、「報道や広報が、あえて事実の一部を報道しない、あるいは強調することをもって印象操作をはかることも出来る」危険があるため、これを警戒し、また牽制する意図があるものと思われるが、本件は既にその報道に対する姿勢そのものが報道の自由を脅かす可能性があると各社で報道され、結果として本市の報道に対する態度や本市が行う広報や情報公開に対する取り組みへの信頼性をも棄損させる可能性が高いと懸念される。
報道内容に問題があると考えるのであれば、当該報道機関に対してただちに抗議し、これを公表し、再度の取材を要求するなど、責任ある地方自治体の長として毅然とした態度を示すべきである。
西宮市議会は以上に鑑み、本市が報道機関との信頼関係を回復できるよう、テレビ取材に対する本市のビデオ撮影をただちに止めるよう市長に求めるものである。
以上、決議する。
平成27年3月 日
西宮市議会